〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1
名古屋城本丸御殿 201806
nagoyajo.city.nagoya.jp
◇復元時期/将軍の上洛殿として使用され、書院造の典型的な意匠をもつ寛永期(1624〜1644年)。
◇設計監理/名古屋市住宅都市局営繕部営繕課
◇設計・監理協力/公益財団法人文化財建造物保存技術協会
◇施工/安藤ハザマ・松井・八神特別共同企業体
photo by yuji terasawa 2019.03
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名古屋城本丸御殿 (edit by mirutake) YouTube
2018年に復元された名古屋城本丸御殿=本格的な武家様式の書院造りです。奥に行くにしたがって格式を上げる様相を、コンパクトにつかめる姿は、およそ以下のようでしょうか。
1)玄関の間の襖には虎たちの様々な肢体が金箔のバックに浮き上がって迫力があり見事です。長欄間または白漆喰壁で、天井は太い白木竿縁天井です。
2)続く書院の間には同じく金箔のバックに様々な松やサクラ・梅たちが描かれ、ここでは白木の格天井となります。
3)次の対面の間には海と陸との風景がゆったりと書かれています。ここで格天井が黒漆塗りとなり、そのまた中に細かな黒漆格子に金箔を埋め込んだ大変重厚なものとなっており、ここが一番の見せ場。
4)その奥の上洛の間の襖絵は、家々の景色が描かれ、冬の場面もあったりします。天井は格天井の黒漆縁に金物がしっかりつき、黒格子の中は白漆喰となり、明るくしている。ここでは鳥たちを様々に捕らえた彫刻欄間が金箔張りで登場し見せ場としています。
5)そして一番奥が湯殿の間で、襖は白、長欄間に白漆喰下がり壁など簡潔で、最奥だけは金箔の地に扇子をあしらった図となり、そこには掛け金の締まりが付けられています。そして最々奥が湯殿で、下がり壁の白漆喰以外は白木板壁、太白木竿縁天井となっています。
1)玄関の間2)書院の間3)対面の間へと重厚にしてゆき、4)上洛の間5)湯殿の間と軽く簡潔にしてきているという流れでしょうか。
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本丸御殿の見どころ二つ目は細部の装飾や彫刻です。本丸御殿全体に約3000個も取り付けられた様々な意匠の金具は、鏨(たがね)で文様を彫り起こした後、全体に細かな円模様を打ち出す「魚々子(ななこ)蒔き」と「金鍍金(きんめっき)」を施すという非常に根気と時間を必要とする作業でつくられているわけです。これらすべて現在の職人さんの手仕事。部屋やエリアによって金具の文様は異なっているので、ぜひ全種類探してみてください。
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4: 本丸御殿の障壁画の評価 当時のままに復元された本丸御殿の障壁画が、どのような意味を持っていたのか
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2)続く書院の間には同じく金箔のバックに様々な松やサクラ・梅たちが描かれ、ここでは白木の格天井となります。
3)次の対面の間には海と陸との風景がゆったりと書かれています。ここで格天井が黒漆塗りとなり、そのまた中に細かな黒漆格子に金箔を埋め込んだ大変重厚なものとなっており、ここが一番の見せ場。
4)その奥の上洛の間の襖絵は、家々の景色が描かれ、冬の場面もあったりします。天井は格天井の黒漆縁に金物がしっかりつき、黒格子の中は白漆喰となり、明るくしている。ここでは鳥たちを様々に捕らえた彫刻欄間が金箔張りで登場し見せ場としています。
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1)玄関の間2)書院の間3)対面の間へと重厚にしてゆき、4)上洛の間5)湯殿の間と軽く簡潔にしてきているという流れでしょうか。
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名古屋城 (ウィキペディア)
名古屋城本丸御殿復元事業 完成 [2018年6月8日] 日刊建設工業新聞
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