5RQP+PW エスポー, フィンランド
オタニエミ礼拝堂 1956 (アールト大学の敷地内)
Otaniemen kappeli
設計:ヘイッキ&カイヤ・シレン
Kaija & Heikki Siren, Otaniemi Chapel
photo by M Takeuchi 2013.06
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オタニエミ礼拝堂 1956 ヘイッキ&カイヤ・シレン @mirutake YouTube
photo by M Takeuchi 2013.06
オタニエミ礼拝堂はロンシャン礼拝堂1955の翌年に表現された。
コルビジェのロンシャン礼拝堂は近代建築の理念を捨て去った曲面の造形であり、脱力感に襲われ、がっかりしてしまった。けれど翌年表現されたオタニエミ礼拝堂は、アールトの理念でもある地場産のレンガで大きなハイサイドライトなど、経済性、単純な矩形、構造を見せる仮設的表現など、簡潔に造形された。そして余りに単純なこれらの手法で、宗教性を表現できることを=近代建築表現の懐の深さを感じさせてくれた。
ロンシャンを見た時、建築表現の地平が雲の上に行ってしまって、デザイン方法の普遍的な地平が日常性から飛躍しすぎた手法でしか成立しなくなってしまったと思わせてしまった。けれどオタニエミ礼拝堂は全くの通常の手法の中に、今も表現の豊穣があることを示しており、近代建築の重要な位置にいる傑作と思う。
今では曲面の建築は有名建築家が誰でもやってる当たり前になったが、曲面である必然性が改めて問われるていることを、現在にこそ示しえていることを思い出させてくれた。 mirutake
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3.関連 hp
フィンランドの建築家夫妻が手掛けた「オタニエミ礼拝堂」の優しくも美しいモダン空間。
オタニエミ工科大学(現アアルト大学)は、建築家アルヴァ・アアルトが1949年の全体計画コンペで勝利した総合大学。敷地内には学生の為の礼拝堂「オタニエミ礼拝堂」があります。設計はフィンランドの建築家カイヤ&ヘイッキ・シレン夫妻。
アアルトのデザインからも影響を受けている。外観がガラスとレンガで構成されているモダンな建築で、ヨーロッパによくある教会建築と異なり一見すると教会とは認識できない。
安藤忠雄による「水の教会」は、設計時にこの建築を参考にしたとも言われている。
オタニエミの教会@
オタミエミの礼拝堂 オタニエミ体育館
流れ方向のみに鉄筋が入っていますが、これが日本だと梁の転び止めも必要な気もします。決して入れたくはありませんが。背後の高い部分からの大きなハイサイドライトと、正面のガラスからの2方向採光は、シンプルで気持ちいい空間になっていると思います。
個人的に気になる点は、木造の内部空間仕上げに、レンガ貼りとは?レンガ貼り仕上げと、木材貼り仕上げの接点の処理は、このようになにもしなくて良いものか?の2つでした。
木構造の柱にサッシを付けないで、離している点がポイント。柱がより、独立して見えるので。その隙間をグレーチングにして、セントラルヒーティングのラジエターをセット。
#11 アアルト大学内、オタニエミ礼拝堂(フィンランド)
礼拝堂は、学生たちが資金を集め、建設したそうです(1957年完成 のちにエスポー教区に譲渡) 自分の通う大学にチャペルが欲しいと奔走するなんて、なかなか無いですよね。
フィンランド オタニエミチャペル 煉瓦と木のシンプルな礼拝堂
オタニエミ工科大学(アアルト大学)は、建築家アルヴァ・アアルトが1949年の全体計画コンペで勝利した総合大学ですが、その学生の為の礼拝堂があります。設計はフィンランドの建築家カイヤ&ヘイッキ・シレン。 煉瓦壁で囲まれた四角い領域の中にシンプルな四角い礼拝堂が配置されています。
「建築探訪 114」-Finland 6 / Otaniemi
「オタニエミ工科大学 付属礼拝堂」(1957)を探訪。設計はヘイッキ&カイヤ・シレン夫妻。オリジナルの建物は1976年の放火により焼失してしまっているので・・現在の建物はその後の再建。
オタニェミ礼拝堂(アアルト大学内)
世界の教会の旅 フィンランド(7)オタニエミチャペル(Otaniemen Kappeli) YouTube
オタニエミ礼拝堂 otaniemen kappeli
4.https://www.google.co.jp/maps/ オタニエミ礼拝堂
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