〒760-0017 香川県高松市番町4丁目1-10
香川県庁舎 1958 (45)

          設計:丹下健三 1913-2005 (91)
              by Kenzo Tange
                  
               photo by Moriyama Takamichi  202207




































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    香川県庁舎 丹下健三 mirutake YouTube


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    丹下健三(ウィキペディァ)

    香川県庁舎 (ウィキペディァ)

    【香川】丹下健三設計の『香川県庁舎東館』が国の重要文化財に
香川県庁舎東館。コンクリートでありながら、木造建築の柱と梁の水平垂直のラインが印象的な建物です。勾欄(手摺)付きのベランダなど、日本の伝統的建築の様式をコンクリートによって実現しています。








    香川県庁舎(東館) うどん県旅ネット
丹下健三の初期代表作。日本の伝統とモダニズムを融合させた、建築史上もっとも重要な作品のひとつと評されており、その価値は竣工から半世紀以上過ぎた今でも色あせていません。伝統的な木造建築を彷彿とさせながら、打ちっ放しコンクリートがモダンな印象を与えるその外観や、当時主流だった権威的な庁舎のイメージを覆す、市民に開かれた構造が特徴。人々を自然に迎え入れるピロティやガラス張りの開放的なロビーは、戦後の庁舎建築の手本となりました。






    丹下健三による香川県庁舎が国の重要文化財に指定。戦後の庁舎建築としては全国初 美術手帳
柱や梁の軸組構造などにより、日本の伝統的な意匠を鉄筋コンクリートで表現している。県民に開かれた庁舎とするために1階には執務室がない。ピロティやロビー空間は県民のためのオープン・スペースとして、平日は誰もが出入り可能
庁舎とともに制作された南庭の石灯籠や受付カウンター 、イスなどの家具類57点も重要文化財の一部に指定。これらも建造物と一体として重要なものとみなされた。


    香川県庁舎を見る 近代建築の楽しみ
 

 

 
二つ並んだ大梁とその間にならんだ小梁の列、たしかに和風そのものだ。

よく見るとその小梁の薄いこと! その幅11.1cm、なんという薄さ!その打ち放しコンクリートの打設の正確さ!ということは、極めて正確な木製の型枠をつくり、中に鉄筋を配置し、そこに極めて丁寧にコンクリートを打ち込んだ、ということである。実際、型枠製作には宮大工が起用され、大勢の作業員が竹の棒でコンクリートを丁寧に突込んだと言われている。

その結果、50年たったいまだにコンクリート打ち放しの状態が維持され、丹下健三の意図した効果をそのまま読み取ることが出来る。
しかも、その薄い梁は室内へそのまま延びており、室内はすべてその薄い梁が交差する天井で覆われていた!!
軒先に小梁の先端を並べる意匠のために、建築全体が非常な無理な構造原理に支配されていた。
「美しいもののみ機能的である」
こう言い切って丹下健三は自らの美意識が支配する建築を正当化した。
「形態は機能に従う」「機能的なものが美しい」とされてきた、近代建築の基本原理を逆転して、その嗜虐的な美学に自ら酔いしれている。
実際に自分の目で見て、もっとも感じたのはそこである。
「そこまでやるか」というのが率直な感想だ。

ベランダへ出て間近で見上げても、その薄さ、その正確さ、あきれるほどだ。
キリッとエッジの立った打ち放しコンクリートの様子は感動的ですらある。
見学しているうちに日が差してくると、なんと、小梁が後退して水平線が強く浮き上がってきた。

近代建築が近代の産業技術を背景に成立するというテーゼに反し、ここでは、前近代的な大工技術を用いた精緻な手作業に裏付けられたコンクリートの仕上がりを前面におしだした工芸品のような建築であった。これは実物を前にして受けた最大の驚きであった。
世界を驚かしたのは、近代建築の美しさというより、日本人の工芸的な手作業ではじめて実現できた精緻な工芸的な作品だったのかもしれない。

    香川県庁舎庭園 おにわさん
巨匠・丹下健三の初期の代表作と言われるモダニズム建築、2021年に国指定重要文化財に。日本庭園“南庭”は丹下研究室のデザイン・作庭。
その後流行る“コンクリート打ちっぱなし”の公共・庁舎建築の走りでもあり、その直線的なベランダの連なるファザードが日本の伝統的木造建築のデザインを取り入れられている――という点が特に優れていると言われます。そして“南庭”は地元で産出される庵治石の巨石を用いた池泉回遊式庭園。








    香川県庁舎東館 改修工事 大林組


    「アート天国」瀬戸内の秘密は丹下健三建築の香川県庁にありました!


    香川県庁舎東館探訪 ライト&ライト
柱と梁の構造、庇(ひさし)を持つバルコニーなど日本の伝統的な建物の構造が、コンクリートで巧みに再現された東館高層棟。南庭側から撮影された写真は欧米にも紹介され、建物が世界的に知られることになった
「小梁と大梁のリズミカルな連続や、勾欄(こうらん)(手すり)付きのベランダは、五重塔など日本の伝統的な木造建築を思わせます」と石田さん。モダニズム建築と日本の伝統工法を融合させた先進的な例として、海外からの評価にも繋がった。
「丹下建築で最も成功した」といわれる東館低層棟のピロティは、周辺環境と庁舎の緩衝材のような役割を果たしており、通りから建物へとスムーズに誘導する。階高は7m、床面には玉石と敷石の2種が用いられており、玉石は庵治沖の海底から採取した石、敷石は小豆島の花崗岩(かこうがん)。天井の木製ルーバーは香川県産の松材を使用していた。これらは、「許される限り県内産を」という金子知事のオーダーに応えたものとされている。


 

    香川県庁舎東館音声ガイド付きモデルコース


4.www.google.co.jp/maps/ 東館(香川県庁)















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香川県庁舎  1958

       設計:丹下健三
       photo by goto  2004.02















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    香川県ホームページ

    香川県庁舎(Wikipedia)
    丹下健三・都市・建築設計研究所
    http://www.ktaweb.com/works/jk.html
    Wikipedia丹下健三





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