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             陳列館 1929 (46)

             東京芸術大学 大学美術館 陳列館
        青木淳退任記念展 雲と息つぎ ―テンポラリーなリノベーションとしての展覧会
        番外編― @ 東京藝術大学大学美術館 陳列館 (会期終了)


            設計岡田信一郎 1883-1932 (50)

             photo by togashi shunsuke 2023.12





































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3.関連 hp

    岡田信一郎 (ウィキペディア)

    青木淳退任記念展 雲と息つぎ ―テンポラリーなリノベーションとしての展覧会 番外編―
東京藝術大学陳列館は、1929年に、岡田信一郎の設計により、大学の展示空間として建てられた建築です。以来そこでは、数多くの展覧会が開催されてきましたが、今回はその陳列館自体を「展示」するものと言えます。展示としてのそのリノベーションは、しかしインスタレーションにより、いつもの陳列館とは異なる陳列館に変貌させるということを目的としたものではありません。そうではなく、いつもは展示を支える背景としてあまり意識されていない潜在的な空間の質を、最小限の手つきで、いつもの陳列館に見出すことを目標としています。


    青木淳退任記念展 雲と息つぎ ―テンポラリーなリノベーションとしての展覧会 番外編― @ 東京藝術大学大学美術館 陳列館 (会期終了)
 

 

    これは何の展覧会なのか? という戸惑いから始まる青木淳教授の退任記念展
1階・2階ともに展示室の端から端まで、白い帯が水平方向にピンと張られている。これが、本展で称するところの「雲」である(「雲」は2階にも設置されている)。1階の「雲」は既存窓の下端付近で固定されており、床面からの高さは1,500mm。よって、1階を移動する際には、中腰になって白い帯を潜り、頭を出す行為を繰り返す。まるで、雲海から顔を突き出し、息継ぎをするように。この所作が、謎かけのような本展タイトルの由来となっている。








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