〒231-0017 神奈川県横浜市中区港町1丁目1


             旧横浜市役所 1959 (68)
             (向かいビル鉄骨階段)


            設計村野藤吾1891-1984 (93)
                 Togo Murano

             photo by mirutake 2002.10



































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3.関連 hp

    村野藤吾 (ウィキペディア)

    神奈川県 009 横浜市庁舎 1959年竣工
高層棟と低層棟を対比的に構成する手法は、戦後民主主義を象徴する大規模市庁舎建築に用いられた典型的な設計手法であるが、両者をピロティではなく内部空間を持つ「市民広場」でつなぐ点に村野の独創性が示されており、設計競技ではこの点が高く評価された。この市民広場の内部には、1,2階吹抜け空間に壁面レリーフ(辻晋堂作)と2階へ上がるオブジェのような階段があり、村野特有の空間を見事に醸し出している。
外観意匠は、コンクリート打ち放しの柱・梁を露出し、その内側を暗褐色のタイル貼りとする手法、すなわち世界平和記念聖堂(重要文化財)や早稲田大学文学部校舎と同じ1950年代の村野作品に見られるデザインであるが、高層棟の外周柱では、見付寸法は変えずに、上に行くに従いゴシック建築のバットレスのように段階的に見込み寸法を細くする手法が用いられた。


    旧横浜市庁舎で最終見学会、見納めの村野ディテールをリポート




    松隈洋の近代建築課外授業 横浜市庁舎
上階へいくに従って先細るコンクリー ト打放しの柱と梁によるグリッド状の構造 体に、濃淡ある暗褐色タイルの外壁と網代 張りの床タイルで落ち着いた質感を与えつ つ、あえてランダムにバルコニーを配置す ることによって、単調さを乗り越えるリズ ム感と陰影のある表情豊かな外観を生み出 したのだ。また、周囲に回廊を配した市民 ホールには、辻晋堂作の泰山タイルを用い 大きな陶壁画と、ホテルのラウンジにあ るようなステージ状の踊り場をもつ優雅な 階段が設置され、人々を優しく迎え入れる。

    関内で見つけた旧横浜市庁舎の遺構。その歴史とは?



4.https://www.google.co.jp/maps/ 横浜市庁舎