Melalammentie 6, 40900 Jyvaskyla, フィンランド
夏の家 コエ・タロ(実験住宅) 1952-54 (56)
Alvar Aalto Experimental
設計:アルヴァ・アールト 1898-1976 (78)
Alvar Aalto
photo by hanako katayama 2008.09
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4.https://www.google.co.jp/maps/ Alvar Aalto Experimental
3.関連 hp
アルヴァ・アールト (ウィキペディア)
夏の家 (ウィキペディア)
その名も”実験住宅”?森の中に佇むアルヴァ・アアルトのサマーハウス「コエ・タロ」
建物はセイナッツァロの町役場からバスで10分ほどの場所、湖上の小さな島であるムーラッツァロにあります。様々なレンガやタイルが使われた外観が特徴ですが、室内は極めてシンプル。
フィンランドは固い岩盤が多く、土を掘ると大きな岩がたくさん出てきます。コエ・タロはその岩盤の上に、岩を基礎として丸太の加工を組むという、独特な技法が使われました。
素材から見たアルヴァ・アアルト 〜夏の家のレンガに着目して〜
壁の側だけ白く塗ったのは、外部と内部明確に分けるためだろう。ムーラッツアロ島のワイルドな自然に対して、安全でコントロール可能な暮らしの空間をつくろうとした意図が伺える。
17-AALTO 夏の家 Koetalo 1952?53 A.AALTO / Muuratsalo Finland No.0/28 北欧建築ゼミ アアルト
内部空間は極めて質素な素材が使われており、空間の豊かさは材質の豊かさに依らないことを実証しています。宅地開発がこの敷地近辺にまで進み、陸路でも近くまでアプローチ出来るようになった頃、それでも薮を漕いでこっそりと覗きに行ったアアルトファンにとって、この夏の家ほどスリリングな建物は無かったのではないでしょうか、実は私もその一人だったのです。
夏の家 (コエタロ)
4.https://www.google.co.jp/maps/ Alvar Aalto Experimental