〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3
紀尾井清堂 2020 (70)
ipponmatsu-no-ne-yoyaku.jp


       設計:内藤 廣 (1950-  )
        photo by togashi shunsuke 2022.06































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    内藤 廣 (ウィキペディア)

    速報:内藤廣氏設計「紀尾井清堂」を見た! 都心の一等地に「機能のない」光の箱
「使い方は出来上がってから考えるので思ったように造ってください」──。




    【紀尾井清堂】予約・行き方まとめ!無料見学できる美しすぎる建築!
建物は1階から5階まで、1階は靴のまま見学し、2階から5階は靴を脱いでの見学です。


    「紀尾井清堂」は都心で異彩を放つ用途未定の不思議な建物
天井には開閉式の9個の深い穴があり、そこから光が差し込みます。紀尾井清堂は、明かりを取り入れるための窓は基本的にはなく、自然光はこの天井からのみ。
この穴は、底辺は四角形ですが、上に行くにつれてなだらかな円形になるという不思議な形で、見ていると穴に吸い込まれそうな感覚になります。

床や壁は、島根県石見で石州瓦を焼く時に使われる棚板を再活用し、サイズや表情がバラバラの素材を現場で組み合わせて仕上げられています。通常は捨てられてしまう廃材を使用しているため、荒々しい感じが出ていて、1階フロアは洞窟のような雰囲気となっています。

    用途未定な現代のパンテオンを目指した「紀尾井清堂
こうして見るとガラスの間に隙間が空いているんですね。冬は隙間風が入るし、風雨の時は雨が入り込みそうです。


    建築士の視座で「けんちく」を見てみよう 専門家はどんなところを見て、何を面白がっているのか。
圧巻の吹き抜けとさまざまな方向につながる階段はエッシャーのだまし絵のような面白さがあります。
しかも比較的長いのになんだか登りやすくて疲れない気が。






    設計者から見た”こだわり建築”シリーズ 「紀尾井清堂」 
この建物では光がメインテーマとなっています。1階は横からの光、一方上階は上からのパンテオンのような光でその印象は全く違います。
1階は照明が殆ど無く都会の中にあるのに洞窟の中にいるような感じで横からの光が壁、柱、天井、床にあたり様々な陰影を造り出し“原始の光”の印象。




    紀尾井清堂 近代建築の楽しみ
ガラス板同士は隙間があり、空気は通り抜けている。しかし、風や雨が直接コンクリートの壁に当たることはない。

部屋の奥にこれまた凶暴とも言える荒々しい、錆びた鉄板が折り曲げて立っている。どうやら、カウンターらしいのだが、よく分からない。
この大きな部屋がホールとなって、パーティが行われた時、カウンターとして生きてくるのだろうか。
ドレスを着た淑女がワイングラスをここに置く姿を想像して見たい。


    内藤廣設計 目的も機能もない用途未定の建築 “現代のパンテオン 紀尾井清堂の建築見学会へ
巨大なコンクリートのキューブを覆っているのは、ガラスです。この建物がコンクリートの塊なのに、新鮮ですっきりと透明感があるのは、このガラスの効果が大きいです。
このガラス、ガラスとガラスの間に隙間があるのです。なぜかと言うと、方立てではなくて、上から支持材を突き出して、DPGでガラスを留めているからなのです。

このトップライトは開閉するのですが、ゆっくり開閉する時に光が遮られる、あるいは光が差し込む様子は思わず祈りたくなるような神々しさです。(↑開閉の様子は動画を参照ください)
確かに現代のパンテオン的な荘厳さ!▼

外部でもない内部でもない中間領域に設置された象徴的な階段▼




    紀尾井清堂 GA JAPAN


    内藤廣の紀尾井清堂・その2 日日日影新聞 (nichi nichi hikage shinbun)
岩盤のようなコンクリートを
「やわらかい」ガラスが覆っていた。
一部岩盤が切り取られて、
中から内臓が見えるように
木がはみ出していた。



4.www.google.co.jp/maps/ 紀尾井清堂